こんにちは!有限会社谷口機工です。
三重県四日市市を拠点に、全国各地の重量物に関わるプラント工事を手掛けております。
今回は、工場の心臓部ともいえる重要な設備の設置や取り替えを行う「重量鳶」の仕事に焦点を当てて、職人たちの世界についてご紹介します。
この記事をお読みいただくことで、重量鳶の役割や業務内容を深く理解していただけることでしょう。
重量鳶って何?職人のスキルと求められる役割
重量鳶とは、製鉄所や化学工場、食品工場などにおいて、大量かつ重量のある機械や設備を安全に吊り上げ、所定の位置に設置するプロフェッショナルの職人を指します。
これらの工事現場では様々なリスクがありますが、重量鳶達は特殊な技術と高度な協調性を駆使して、精密な作業を完遂します。
真の重量鳶となるためには、多くの経験と厳しい訓練を積み重ねる必要があります。
鋼の塊を難なく操るため、安全管理の知識はもちろん、設備ごとの特性を熟知し、その日の気温や風の状態を読み取る能力さえ求められます。
また、現場ごとに異なる課題に適応する柔軟性と創造力も必要不可欠です。
これらの要素が一つでも欠けると、作業の遅延や事故に繋がることもあるため、重量鳶たちはチームワークを大切にしながら、常に高い集中力を維持しています。
一日の流れでわかる!重量鳶の業務内容とは
まず、前日やその日に受けた情報をもとに、現場の安全確認や機材の準備を行うことからスタートします。
続いて、チームメンバーとの朝礼でその日の計画を共有し、具体的な作業の割り振りを決定。
この段階で、各自の役割や協力すべき点が明確にされます。
一連の準備が整うと、本格的な作業に入ります。
重量鳶はクレーンの操作を的確に指示し、器材を慎重に吊り上げた後、目的地点へと運搬します。
目的地点では精巧な設置作業が行われ、設備がぴったりと収まるよう調整することまでが重量鳶の仕事です。
この際、微細なズレも許されないため、チーム全員の緻密な連携が求められます。
作業が終わると、現場の後片付けと最後の点検です。
これにより、次の日の作業が円滑に進むように準備し、また安全上のリスクを最小限に抑えます。
一日の終わりには、チーム全員で反省会を行い、今後の作業改善点を確認します。
現場でのコミュニケーション能力が鍵を握る
重量鳶の仕事には、技術だけでなく、現場でのコミュニケーション能力も欠かせません。
彼らは、設計図を見ただけでその製品の配置や吊り上げ方向を理解するだけでなく、チーム内や他の業種の作業員とも密接にコミュニケーションを取ります。
一つの指示や合図が、全ての動作を決定するため、誤解や不明瞭な部分があってはならないのです。
仕事の性質上、予期せぬ問題が発生することもあります。
その際には、冷静に対処し状況をチームに伝え、共に解決策を見出す必要があります。
現場で重量物を扱う以上、事故が発生すれば大きな損害に繋がるため、作業の質を落とさず、足りない知識を補う懐の深さが求められるのです。
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